・効果的な勉強方法を知りたい
・自分のやっている英語の勉強法が正しいのか分からない
・英語を勉強しているけどなかなか話せるようにならない
このような悩みをお持ちですか?
今回はTEDx「誰でも外国語を半年で話せるようになる方法」をご紹介いたします。
このクリス・ロンデールさんによるプレゼンテーションは、Youtubeで2,200万回以上再生されています。
YouTuberヒカキンさんの人気な動画と同じくらいの再生回数です。(日本語でこんだけ見られているヒカキンさんすごい。。)
クリス・ロンデールさんはニュージーランドの心理学者であり実業家です。
英語ネイティブにとってマスターするのに10年かかると言われてる中国語を2年間でネイティブレベルまで習得。
さらに、心理学を学習プロセスに活用し、6ヵ月で北京語を流暢に喋れるようになり、その後にネイティブレベルまで達したそうです。
クリスさんが言語学習と心理学を約20年研究した結果から「誰でも外国語を半年で話せるようになる方法」が導き出されました。
「外国語を半年で話せるようになる方法」の5つの原則を、英語学習に当てはめて解説していきます。
「外国語を半年で話せるようになる方法」5つの原則
1. 自分事化できる内容に集中する。
2. 勉強を始めたその日からコミュニケーションツールとして言語を使う。
3. 意味を理解できれば、言語を無意識的に学習する。
4. 言語学習は肉体的なトレーニングである。
5. メンタルの安定が学習を促進する。
原則1. 自分事化できる内容に集中する。
中学や高校で英語の授業があったと思いますが、その授業のおかげで英語が話せるようになった方はほとんどいないと思います。なぜか考えてみると、学校で習う英語は興味の持てない内容で、日常で使うイメージが湧かなかったからではないでしょうか。
一方で海外旅行に行った時に、レストランで店員さんと話したことや、ホテルで会った旅行者と会話した内容は覚えていると思います。
自分と関係のあることや興味を持てることは、記憶に残ります。
英語で学ぶ内容は、自分事化できる内容に集中しましょう。
原則2. 勉強を始めたその日からコミュニケーションツールとして言語を使う。
普段英語をコミュニケーションツールとして使う機会はあまりないですよね。
ただこの原則は非常に重要です。英語は使わないと話せるようにはなりません。
日本にいながらでも英語を使う機会は作れるので安心してください。
例えば、言語交換アプリ、マッチングアプリ、ソーシャルメディアを使ってオンラインで英語を使う。または、友達に紹介してもらう、イベントに参加してオフラインで会う。オンライン英会話に登録するなど色々な方法があります。
この記事で、英語を実践で使う方法を紹介しているので参考にしてみてください。
原則3. 意味を理解できれば、言語を無意識的に学習する。
1つ1つの単語の意味を完璧に理解できていなくても、文章全体で意味を理解できていれば、無意識的に言語を学習できます。
意味を理解できるレベルの英語を大量にインプットしましょう。
教材は全体の7割理解できる内容を選ぶといいと思います。自分にとって少しだけ難しいレベルの内容を学ぶと、学習能力が高まります。
原則4. 言語学習は肉体的なトレーニングである。
英語の勉強は知識を学ぶことだと思っていますか?むしろ筋トレと同じ肉体的なトレーニングです。
もし友達が泣いていたら、とりあえず「大丈夫?」と声を掛けると思います。深く考えることなく、ほぼ無意識に「大丈夫?」と言っていますよね。
英語も同じで、”Are you okay?”が無意識に言えるようになるには、知識を学ぶだけでなく、”Are you okay?”と繰り返し発音して練習する必要があります。
原則5. メンタルの安定が学習を促進する。
怒っていたり、落ち込んでいたり、動揺している状態では、学習は進みません。
一方、嬉しかったり、リラックスしていたり、もっと知りたい!と興味のある状態では、学習は高速化されます。
特にクリスさんは、理解できないことへの耐性が必要と言っています。
もしあなたが「100%理解しないと気がすまない!」という性格であれば注意が必要です。私もそうですが、そのように考える人は多いと思います。
英語の勉強に限らず何か新しいことを学ぶと、必ず簡単には理解できないことがあります。
その時に、「今は分からないけど、勉強を続けていくうちにいつか理解できるようになる」という楽観的な視点を持つことが重要です。
まとめ
今回はクリス・ロンデールさんによるTEDxプレゼンテーション「外国語を半年で話せるようになる方法」の5つの原則を英語学習に当てはめて解説いたしました。
5つの原則
1. 自分事化できる内容に集中する。
2. 勉強を始めたその日からコミュニケーションツールとして言語を使う。
3. 意味を理解できれば、言語を無意識的に学習する。
4. 言語学習は肉体的なトレーニングである。
5. メンタルの安定が学習を促進する。
英語の勉強で壁にぶつかっている方、この5つの原則を今後の英語学習に役立ててみてください。
こちらの記事では動画の後半部分「外国語を半年で話せるようになる方法」7つのアクションを解説しています。合わせてご覧ください。
参考
【究極の学習方法】誰でも外国語を半年で話せるようになる方法を解説
【書き起こし】どんな言語でも6ヵ月で習得する方法。心理学者による「5つの原則、7つの行動」の中身