英語を学ぶ

難しい単語や文法を知らなくても大丈夫!英語を話せるようになる5つのルール

以前の記事で英会話には中学生レベルの文法の知識があれば十分ということを解説いたしました。

中学生レベルの文法は一応理解できているけど、それでも英語を話せないと感じている方がいるかもしれません。
その場合は文法の知識が足りないのではなく、英語を話すルールを知らないことが要因だと思います。

奥村美里さんの書籍「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」から、英語を話すための5つルールをご紹介いたします。
この方法を使うと、難しい単語や文法を知らなくても英語を話すことができるようになります!

ルール1 分けて短くする
ルール2 大胆に省略する
ルール3 具体的にする
ルール4 意味を考えて言い換える
ルール5 魔法のことば「そもそも何がいいたいの?」

詳しく解説していきます。

難しい単語や文法を知らなくても大丈夫!英語を話せるようになる5つのルール

ルール1 分けて短くする

日本語⇒英語に変換する際に、長い文章をそのまま英語にしようとしていませんか。
元の日本語をなるべく短く分けてから英語に訳してみてください。

例えば「朝ごはんに食べたブラウンミューズリーが甘すぎず美味しかったです。」と英語で言いたいとします。
そのまま訳そうとすると、朝ごはんに食べたミューズリーって英語で何て言うんだっけ?関係代名詞を使のかな?と複雑に考えてしまいます。

そこで、文章を分けてみましょう。この日本語であれば、簡単な英語で伝えることができます。

「朝ごはんにブラウンミューズリーを食べました。それは甘すぎず、美味しかったです。」
I ate brown muesli for breakfast. It was not too sweet and delicious.

ルール2 大胆に省略する

著者の奥村さんは「大体伝われば良いと割り切りましょう」と言っています。
大抵の場合、会話はお互いの関係性を深めるためにすることなので、100%正確に伝える必要はないと思います。なので大胆省略して大丈夫です!

例えば「先週末何したの?」と聞かれたときに、このように言いたいかもしれません。
「海に行く予定だったけど風が強かったから、代わりに家でネットフリックスを見てたよ。」

ただ全てを英語にするのが難しい場合は、一番重要な部分だけを伝えれば大丈夫です。

「家でネットフリックスを見てたよ。」
I watched Netflix at home.

完璧な英語を話す必要はなく、できる限りの英語を話していくうちに上達するので安心してください。

ルール3 具体的にする

普段日本語では曖昧な表現を使うことが良くあると思いますが、具体的な表現の方が英語では簡単に伝えることができます。

例えば「新しくできたカフェどうだった?」と聞かれたときに、
「落ち着いててゆったりとした雰囲気で良かったよ。」と言いたい場合。

曖昧な表現をより具体的な言い方に変えてみましょう。
落ち着いてて→静か
ゆったりとした雰囲気で良かった→居心地が良い

具体的な日本語を英語に変換します。
「静かで居心地の良いカフェだったよ。」
It was quiet and comfortable.

ルール4 意味を考えて言い換える

辞書で調べたり、ググりたくなるのを抑えて、意味を考えて簡単な言葉に言い換えましょう。

「季節の変わり目で私はいつも風邪を引きます。」と言いたいときに、季節の変わり目って英語で何ていうのかなと調べたくなりますよね。
調べたい気持ちをぐっと抑えて、季節の変わり目の意味を考えてみます。
例えば、夏から秋に変わる時期を季節の変わり目を言いますよね。すると9月から10月くらいと変換することができます。
季節の変わり目→9月から10月

「9月か10月に私はいつも風邪を引きます。」
I always catch a cold in September or October.

ルール5 魔法のことば「そもそも何がいいたいの?」

慣用句や熟語などは、そもそも何が言いたいかを考えて英語にしてみましょう。

「WIFIの接続が悪くてサポートに連絡したら、たらい回しにされた。」
「たらい回しにされた」という表現で言いたいことは、複数人の担当者と話しをさせられて、解決するのに時間がかかった、ということだと思います。

さらに、前半でご紹介した分けて短くするルールも使って、このように言い換えることができます。

「WIFIに問題があったので、サポートセンターに電話をしました。」
I called support center, because my WIFI have a problem.
「部署の違う5人と話して、解決するのに時間がかかりました。」
I talked to 5 people in the different team, and it took a long time to solve.

まとめ

奥村美里さんの書籍「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」から、英語を話すための5つルールをご紹介しました。

ルール1 分けて短くする
ルール2 大胆に省略する
ルール3 具体的にする
ルール4 意味を考えて言い換える
ルール5 魔法のことば「そもそも何がいいたいの?」

この方法を使うと、難しい単語や文法を知らなくても英語を話せるようになります。

この方法は日常会話だけでなく、簡潔に分かりやすく伝えることが求められるビジネス英語でも使えるテクニックだと思います。是非皆さんも試してみてください!

「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」の詳細はこちらからどうぞ。