以前から英会話の勉強を始めてみたいと思っていたけれど、なかなか手をつけられていない。たくさん勉強しないといけないし、大変そう・・。
英会話を始めてみたけど、継続できなくて途中で挫折してしまった。
このような悩みを持っていますか?
勉強を先延ばしにしたり、継続できなかったとき、どんな目標を設定していましたか?
毎日1時間勉強する、毎日いつもよりも朝1時間早く起きて勉強する、土日は3時間勉強するなど、大きすぎる目標を立ていませんでしたか?
それはあなたの能力や、やる気が足りないせいではなく、やり方が間違っている可能性があります。
行動するハードルを下げて、簡単に継続できる方法があります。
小さな習慣です。
小さな習慣を使えば、目標達成するチャンスが圧倒的に高まります。
本記事では、「毎日5分英語の勉強をする」という小さな習慣を使って、英語を身につける方法をご紹介いたします。
行動を起こし、英語の勉強を継続させて、世界中のどこでも暮らしていける人生にしませんか?
書籍小さな習慣|スティーブンガイズを参考にしています。
私自身この小さな習慣をつかって、ブログの記事を書くことを習慣にしています。
その結果ブログをほぼ毎日書けるようになりました。(ブログを開設してから、145/158日ブログを書いています。)
超簡単!毎日5分勉強で英語が身につく【小さな習慣】
ばかばかしいほど小さな行動で英語が身につく理由
1. 毎日5分の勉強をすると、おまけで5分以上勉強したくなる。
2. 毎日勉強することが生活の一部になる。
3. 脳の好みに合っている。
「小さな習慣を実践」最初の3ステップを解説
ステップ1. 小さな習慣とプランを選ぶ
ステップ2. 「なぜドリル」を使う
ステップ3. 行動開始の合図を決める
ばかばかしいほど小さな行動で英語が身につく理由
小さな習慣とは、あなたが習慣にしたいと思っている行動をもっとも小さい形にしたものです。
あなたが毎日1時間の英語の勉強を習慣にしたいと思ったら、小さな習慣は例えば、毎日5分英語の勉強をすることです。
「本当に毎日5分の英語の勉強で、英語が身につくのかな・・」と疑問に思うかもしれません。
小さな習慣で、英語が身につく理由を解説いたします。
1. 毎日5分の勉強をすると、おまけで5分以上勉強したくなる。
面倒くさいと思っていた仕事を一度やり始めてみたら、意外とそこまで面倒ではなかった。
このような経験はありませんか?
新しいことを始めるときは、最初がもっとも抵抗が大きくなりますが、一度始めてしまえば楽に続けることができます。
英語の勉強でも同じで、始めるまで大変ですが、一度勉強を始めてしまえば続けるのは楽です。
5分だけ勉強するという目標設定にしておけば、「5分だけだしやっておくか」という気持ちになり、手をつけやすくなります。
5分勉強した後で、それ以上勉強したい場合は続けてもOK、5分で終わらせてもOKです。
もし5分で終わらせたとしてもその日の目標は達成できています。
2. 毎日勉強することが生活の一部になる。
習慣は繰り返し行うことで身につきます。何度も同じ行動を繰り返すことで、脳は専用の神経回路をつくり、それを強化していきます。
例えば、引っ越したばかりの時、駅から家まで地図を確認して帰っていたけど、今では酔っ払っていても家までたどりつけるのは、繰り返しによって脳に神経回路がつくられているからです。
ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ソーシャル・サイコロジー誌に掲載された研究によると、新しい習慣にかかる平均日数は66日と言われています。(身につける習慣によって、かかる日数が異なります。)
このように、習慣化するには繰り返し行う、長期間継続することが必要です。
小さな習慣は、体調が悪いときも、忙しいときでも実行できます。そのため、毎日の勉強を習慣化(生活の一部に)することができます。
3. 脳の好みに合っている。
英語を身につけるということは、脳を変化させることです。脳を変化させるには、脳の好みに合った勉強法が必要になります。
脳の好みに合った勉強法が、小さな習慣、つまり簡単にできる量の勉強を毎日続けることです。
私たちの頭の中には、間抜けな脳、賢い脳の2種類の脳があります。
間抜けな脳は、特定のパターンを認識しそれを繰り返す機能があり、機械のようなみたいな働きをします。一方で、賢い脳は、長期的な利益を認識することができて、司令塔のような役割をします。
間抜けな脳はスタミナがありますが、賢い脳は簡単にエネルギーを使い果たしてしまいます。
夜仕事から疲れて帰ってきたときに、健康のために野菜を食べたほうがいいとは分かっていても、ラーメンを食べてしまった経験はありませんか?
それは、日中賢い脳のエネルギーを使い果たしてしまって、間抜けな脳の欲望をコントロールできないことが要因です。
英語の勉強でも、賢い脳だけに頼ってしまうとエネルギーが限られているので長続きしません。さらに、間抜けな脳は、自分の未来のために英語を勉強をしようとは思いません。
ではどうしたら良いのでしょうか。
簡単にできる量の勉強を(賢い脳のエネルギーを少しだけ使い)、毎日続ける(間抜けな脳にパターンを認識させる)ことで、英語の勉強を習慣化させます。
「小さな習慣を実践」最初の3ステップを解説
具体的にどのようなステップで小さな習慣を実行していくか、ご紹介いたします。
「小さな習慣」の実行ステップは、全部で8つあります。
誰でもできる「小さな習慣」8つのステップ
1. 小さな習慣とプランを選ぶ
2. 「なぜドリル」を使う
3. 行動開始の合図を決める
————————————
4. 報酬プランを考える
5. すべてを書き留めておく
6. 小さく考える
7. スケジュールを着実にこなす
8. 習慣になる兆しを見逃さない
ここでは重要な最初の3つを詳しくご紹介いたします。
ステップ1. 小さな習慣とプランを選ぶ
身につけたい習慣をリストアップする
本記事では、英語の勉強を身につけたい習慣として選びます。
(小さな習慣は、運動、貯金、読書、ブログの執筆、家事、食事、睡眠など、英語の勉強以外の習慣を身につけることにも役に立ちます。)
プランを選ぶ
・一週間の柔軟プラン
どの習慣を身につけたいか分からない人向け
・単独の小さな習慣プラン
目標が決まっている人向け
・複数の小さな習慣プラン
ひとつの習慣で満足できない人向け
この中から1つ選びます。
私の経験では、単独の小さな習慣プランがおすすめです。
なぜなら、新しい習慣を一度にたくさん身につけるのは、難しいと思います。1つの習慣を身につけることから始めたほうが継続しやすいです。
また、たくさん習慣をつくりたいと思っている方でも、まず1つの習慣を身につけることから始めてみてください。一度新しい習慣づくりに成功するとコツが分かるので、次の新しい習慣を楽に身につけることができます。
まずは、英語の勉強を習慣として身につけることから始めましょう。
選んだ習慣を”ばかばかしいほど小さく”する
大抵の場合、目標設定のときには、自分のモチベーションやエネルギーが変わりやすいことが考えられていません。
賢い脳のエネルギーは簡単に消耗してしまうので、習慣はできるだけ小さくする必要があります。
ばかばかしいほど小さい習慣の例はこちらです。
習慣にしたいこと:英語の勉強
小さな習慣:毎日5分の英語の勉強
習慣にしたいこと:毎日30分の運動を習慣にしたい
小さな習慣:1日に1回の腕立て伏せ
習慣にしたいこと:部屋を綺麗に保ちたい
小さな習慣:毎日ひとつだけ不要なものを捨てる
習慣にしたいこと:出版に向けた本の執筆
小さな習慣:1日に50文字書く
小さな習慣に関しては、”小さすぎる”ことはありません。抵抗を感じるのであれば、「机に座って勉強する体制に入るなど」もっと小さい習慣にしましょう。
ステップ2. 「なぜドリル」を使う
もしあなたが英語の勉強を始めたいと思っていても、なかなか手を付けられていない場合、「なぜドリル」が効果的です。
「英語の勉強」という習慣を努力して身につけるに値するかを知るために、その習慣を身につけたい理由を深堀りします。
なぜドリルの使い方はとても簡単で、習慣を身につけたい理由を、自分に「なぜ?」と問いかけます。またその解答に対してなぜ?と問いかけます。
ノートに書いてやってみても良いでしょう。
(例1)
英語の勉強を習慣にしたい
なぜ?
英語を話せるようになりたいから
なぜ?
外国人の友達が欲しいから
なぜ?
外国人の友達と会話をして自分の考えを広げたいから
それがなぜ重要なの?
未知の世界を知ることは私にとって最も興味のあることだから
(例2)
英語の勉強を習慣にしたい
なぜ?
英語を話せるようになりたいから
なぜ?
英語を話せるようになると将来が安心だから
なぜ?
ニュースで英語を使う人材がこれからの社会に必要と言っていたから
例2では、英語を勉強を習慣にしたい理由は、外からのプレッシャーによるものです。
「なぜドリル」を使った結果、理由が外からのプレッシャーによるものだった方へ
英語を勉強しようと思ったきっかけは外からのプレッシャーでも良いと思いますが、自分の価値観や興味からかけ離れた習慣は身につけるのが難しいです。
もう一度「なぜドリル」を使って、今度は自分の価値観や興味に関連していないかチェックしてみましょう。
ステップ3. 行動開始の合図を決める
行動開始の合図は3つあります。自分の習慣によってどのパターンにするか選びます。
時間
「午前7時になったらやる」と時間を決める
規則正しい生活を送っている人におすすめ
デメリットは柔軟性がなく、予定がずれると習慣をやるタイミングを失います。
行動
「朝起きたらやる」と普段行っている行動をトリガーにする
不規則な予定を送っている人におすすめ
デメリットは、自分の予定を把握しておく必要があります。習慣を行ったことによって、別の予定に遅れてしまう可能性があります。
フリースタイル
「夜寝るまでにやる」寝る時間を終了時間に設定し、一日のどのタイミングでやってもOK
1日に何回も習慣を行いたい場合におすすめ(ポジティブに考える、感謝するなど)
デメリットは、習慣を行うのを忘れてしまうことです。夜布団に入ってから、習慣をやっていないと気づくことがあります。
ただ小さな習慣なら、寝る前に思い出しても実行することができます。
英語の勉強を習慣にしたいとき、私のオススメは「行動」を合図にすることです。
「朝7時にやる」と時間を合図にした場合、寝坊して8時に起きてしまったら習慣をやるタイミングを失いますが、行動の場合は、寝坊してしまったとしても習慣を続けることができます。
さらに賢い脳のエネルギーが十分にある、朝の時間がオススメです。
例えば、朝起きたら机に向かう、朝ごはん食べて食器を洗ったら勉強する、会社に向かう前にカフェに寄るなど。
また、柔軟に予定を組んでおけば、小さな習慣(英語の勉強を5分)を行った後、続けて行動したい時も対応できます。
まとめ
小さな習慣|スティーブンガイズを参考に、毎日5分勉強で英語が身につく【小さな習慣】をご紹介いたしました。
ばかばかしいほど小さな行動で英語が身につく理由
1. 毎日5分の勉強をすると、おまけで5分以上勉強したくなる。
2. 毎日勉強することが生活の一部になる。
3. 脳の好みに合っている。
「小さな習慣を実践」最初の3ステップを解説
1. 小さな習慣とプランを選ぶ
2. 「なぜドリル」を使う
3. 行動開始の合図を決める
————————————
4. 報酬プランを考える
5. すべてを書き留めておく
6. 小さく考える
7. スケジュールを着実にこなす
8. 習慣になる兆しを見逃さない
もっと詳しく知りたい方は書籍を読んでみてください。
新しい本ではないので、ブックオフでも買えると思います。
Amazonのキンドルでの価格は、1,247円です。
外食のランチを1回我慢すれば全然買える値段です。習慣は身に着けたら一生使えるものなので、かなりお得だと思います。
小さな習慣を使って英語が身につく人
十分な睡眠時間を取っている人
やることは簡単ですが、習慣化させるには時間がかかります。
ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ソーシャル・サイコロジー誌に掲載された研究によると、習慣化にかかる平均日数は66日です。英語の勉強など負荷が重い習慣は、もっと長くなる可能性があります。
体が疲れている状態で、英語の勉強を継続することは難しいです。
睡眠時間が足りていない人は、まず睡眠習慣を改善することから始めることをオススメいたします。
十分に睡眠時間が取れていて、小さな習慣の準備ができている方は是非試してみてください。
このブログを読んで、行動をする人は実際100人のうち5人くらいだと思います。
小さな習慣を使って英語を身につけて、世界中どこでも暮らしていける人生にしませんか。
本の詳細はこちらからどうぞ。
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