使える単語のバリエーション増やしたいな・・
語彙力上げたいな・・
でもどうやって勉強すればいいんだろう、単語帳で勉強してもなかなか続かなかったし、効果的な勉強法が知りたい。
単語の勉強方法が分からずお悩みの方へ
単語の勉強は英語学習において、挫折しやすいポイントの1つですよね。
この記事では、身に着く英単語の勉強【3つのポイント】を解説します。
1. 単語は覚えようとしないでOK、使っているうちに覚える。
2. 「どうやって単語を覚えるか」よりも「単語を使う機会をいかに増やすか」が重要
3. みんなが良く使う表現をそのまま使う
さらに、具体的な英単語の勉強方法【3つのステップ+α】をご紹介いたします。
ステップ1 英語を使う機会を作る
ステップ2 使う英語を調べる
ステップ3 分からない単語をその都度調べる
おまけ 使えそうな表現をストックする
では詳しく解説していきます。
身に着く英単語の勉強【3つのポイント】
1. 単語は覚えようとしないでOK、使っているうちに覚える。
単語テストでなかなか単語が覚えられず、苦労した経験はありませんか?単語をひたすらに覚えるのは難しいと思います。覚えたとしても一夜漬けのテスト勉強と同じですぐに忘れてしまいます。
私の経験でも、単語帳やテストで勉強した単語は残念ながらほとんど覚えてないです。それよりも、友達の会話の中で単語を覚えることが多いです。
例えば留学時代に、友達がルームメイトのいびきがうるさくて眠れないという会話の中で、snore(いびき)を覚えました。当時snoreの意味が分からず、みんなが話している会話についていけず悔しい思いをしました。悔しい気持ちを感じたり、その単語の意味は何だろう推測したりすることで、その単語を覚えることができたと思います。
2. 「どうやって単語を覚えるか」よりも「単語を使う機会をいかに増やすか」が重要
単語は使っているうちに覚えるので、実践の場を増やすことが単語力向上につながります。
「なかなか英語を使う機会ないな」と思う方も、工夫次第で英語を使う機会は作ることができます。英語を使う機会は、外国人と直接英語を話すことだけではなくて、言語交換アプリでチャットしてみる、日記を英語で書いてみる、Youtubeの動画に英語でコメントしてみるなど、探してみると色々あります。
3. みんなが良く使う表現をそのまま使う
単語の勉強で重要なのは、単語の意味を知ることに加えてどういう文脈で使うかを知っておくことです。そのためには、他の人がどんな時にどんな単語を使っているかを観察して真似すると良いと思います。
例えば、私が社会人1年目の時、シンガポール支社の人に「了解しました」という意味でOkayとメールの返信をしました。すると、当時のマネージャーにOkayはビジネスメールでの表現ではあまり使わないから、Understoodなどを代わりに使ったほうが良いとアドバイスをもらいました。確かに口頭ではOkayと言う時もありますが、他の人のメールを見てみるとあまり使われていなかったと思います。みんながよく使っている表現を観察して真似することが、正しく単語を使うようになるために大切だと実感しました。
ただ、観察できるようになるには少し慣れが必要なので、最初は間違えていいと思います。間違えて徐々に修正していくことで単語力は上がると思います。
「単語の勉強は使っていくうちに覚えることは分かったけど、何から始めていいか分からない」という方もいると思います。ここから具体的に3つのステップで単語の勉強方法を解説していきます。
具体的な英単語の勉強方法【3つのステップ+α】
ステップ1 英語を使う機会を作る
日常に英語を使う機会を取り入れます。ここでは簡単に始めることのできる、言語交換アプリ、マッチングアプリ、日記を例に紹介します。ステップ1では、英語を使う直前の段階までの準備をします。
・言語交換アプリ
言語交換アプリは、言語を勉強したいユーザーと話せるユーザーをマッチしてくれるアプリです。例えば、自分は日本語が母国語で英語を勉強したい場合には、英語を話すことができて日本語を勉強したいユーザーを探すことができます。言語交換アプリはHello talkが有名ですが、他にもいくつかあります。他にどんなアプリがあるか気になる方は「言語交換アプリ おすすめ」や「language exchange app」で検索してみてください。調べても良く分からないという方は、とりあえずHello talkを試してみてはいかかでしょうか。言語交換アプリに登録をして相手を見つけてメッセージを送る準備をしてください。
・マッチングアプリのチャット機能
マッチングアプリも使い方次第で英語を勉強するツールになります。デート相手を探すという目的があるので、会話も盛り上がりやすいと思います。さらに、恋愛で使える英語を勉強することができます。ただマッチングアプリを通じて実際に会う、LINEなどを交換する際は、相手が信用できるかどうか十分に見極めてください。ここでは、マッチングアプリのチャット機能を英語学習ツールとして紹介します。チャット機能だけでも十分に英語を学ぶことができますので安心してください。無理に会う必要はありません。マッチングアプリで英語を話せそうな相手とマッチして、メッセージを送る準備をしましょう。
・日記
日記は会話にはなりませんが、英語で自分の考えを纏める練習になります。お気に入りのペンとノートを用意して日記を書く準備をしてください。ちなみに私はフライングタイガーの小さいノートを日記として使っています。デザインも可愛くて持ち運びもしやすいのでオススメです。
ステップ2 使う英語を調べる
ステップ1で英語を使う直前まで準備をしたら、自分の伝えたいこと、書きたいことの英語表現を調べます。調べなくても分かるという方は、ステップ2は飛ばして英語のメッセージ送ったり、日記を書きはじめましょう。
・言語交換アプリ・マッチングアプリ
「英語 挨拶」、「英語 会話の始め方」、「英語 自己紹介」などで検索して、最初に使う表現を調べます。5-10分くらい検索して良さげな表現があれば早速使ってみましょう。真剣に何時間も検索する必要はなく、間違えてもいいのでとりあえず使うことを意識してみてください。
・日記
自分の書きたいことを考えて、英語で何て言うか分からないことを検索します。
例えば、「今日は日に焼けて皮がむけた。」と書きたいと思ったとします。そして、「皮がむけた」を英語でなんと言うか分からない時は、「皮がむけた 英語」とGoogle検索をします。すると、いろんな記事がヒットして、「皮がむけた」は”my skins were peeling.”ということが分かりました。その表現を日記に書きます。
ステップ3 分からない単語をその都度調べる
・言語交換アプリ・マッチングアプリ
相手の言っていることが分からないとき、自分の思っていることが伝わっていないと感じたときは単語を勉強するチャンスです!
まず、相手の言っていることが分からないときは、文の中で自分の理解できない単語があるかチェックします。もしあればその単語を検索します。
単語は分かるけど、文の意味が理解できないときは文をそのまま検索してみてください。似たような文がヒットすると思います。
もしくはGoogle翻訳を使ってもいいと思います。Google翻訳を使った場合は、日本語の意味だけを理解するのではなく、次同じような文に出会ったときに理解できるよう、文法や表現を理解するように意識してみてください。
自分の言っていることが伝わっていないときは、言いたいことを別の簡単な表現を使って、もう一度伝えてみましょう。分かりやすい表現に言い換える技術は、会話の中で非常に役に立ちます。
・日記
ステップ2で紹介したのと同じように分からない単語や表現があれば、その都度検索して単語を学びます。ただ検索してばかりだと日記を書くのが面倒になってしまうので、自分の知っている表現でできるだけ書いて、どうしても分からない表現のみ調べるほうが楽です。
おまけ 使えそうな表現をストックする
自分の使っている単語や表現がマンネリ化してきたなと感じたときは、YoutubeやPodcastを使って取り込めそうな言い回しをメモ帳に書いておきます。英語を教えているYoutuberなど、自分の興味のあるものかつ簡単な英語を使っている動画や音声コンテンツから、ストックを作ると良いと思います。
私が仕事で使っている例を紹介すると、英語のミーティングで発言が分かりやすい人やポジティブな印象を与える人がどんな表現を使っているかをメモしておきます。
例えば、質問をされたとき、すぐに答えるのではなく、“That’s a good point. That’s a good question.” 「それは良いポイントですね。」と一言伝えている人がいました。この表現はいいなと思ったので、仕事用のEvernoteに書いておきました。
実際、質問されるとテンパってしまうので”That’s a good point.”を使う余裕がまだ持てないですが、今後使っていこうと思います。この表現のストックは、英語だけでなく日本語にも活用できます。
まとめ
この記事では、身に着く英単語の勉強【3つのポイント】を解説しました。
1. 単語は覚えようとしないでOK、使っているうちに覚える。
2. 「どうやって単語を覚えるか」よりも「単語を使う機会をいかに増やすか」が重要
3. みんなが良く使う表現をそのまま使う
そして、ご紹介した具体的な英単語の勉強方法【3つのステップ+α】はこちらです。
ステップ1 英語を使う機会を作る
ステップ2 使う英語を調べる
ステップ3 分からない単語をその都度調べる
おまけ 使えそうな表現をストックする
少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回紹介した単語の勉強法を使って楽しく英語の勉強をしていきましょう!