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仕事のやりがいを感じられない3つの理由と対処法

「自分のやっている仕事って誰かの役に立っているのかな・・」
「毎日同じような仕事をこなしているだけで、成長している気がしない。」

このように仕事のやりがいを感じることができず、もやもやを感じていませんか?

本記事では、仕事のやりがいを感じられない3つの理由と対処法についてまとめます。

仕事のやりがいを感じられない3つの理由

1. フィードバックがない

自分の仕事が成果につながっているのかフィードバックが見えないと、やりがいを感じることは難しいです。
毎月の売り上げやお客さんの反応を見ることで、自分の仕事の成果を確認できます。

しかし、自分とお客さん(商品やサービスの価値を受け取る人)との間に仲介業者がたくさん入っている業界では、フィードバックを得ることが難しいです。

不動産や広告など、業務が細分化されて、特定の業務を専門に行う会社がある業界では、お客さんとの間に複数の仲介業者が入る仕組みになります。

(例) 事業会社 → 総合広告代理店 → デジタル広告代理店 → 広告サービス/プラットフォーム

例えば、私はデジタル広告代理店に対して「うちのサービスを使ってください!」と営業をしていますが、デジタル広告代理店は、代理店なので本当のお客さんではありません。
本当のお客さんは、サービスや商品を持っている事業会社です。

事業会社がどんな基準でサービスを選んでいるのか、私の会社のサービスを使ってみてどんな印象だったかは、良く分からないことが多いです。
私の会社のサービスを使っていることを事業会社がちゃんと認識しているのかさえも分かりません・・

お客さん側でどのように判断がされているかがクリアではないと、何が要因で売り上げが上がったのかが分からず、戦略を立てたりモチベーションを維持することが難しいです。

2. 自分のスキルを活かせていない

誰がやっても同じような成果になる仕事は、自分の強みを仕事に生かせるという感覚がなく、やりがいを感じられなくなります。

ある程度大きな企業で働いていると、マニュアル化されている仕事が多いと思います。
マニュアルが一切ない仕事も辛いですが、仕事が全てマニュアル化されていては単調すぎて飽きてしまいます。

また、自分が苦手な仕事をやっているときも、成長を感じにくに、やりがいを得ることは難しいです。

3. 自分事化できない

今の仕事が自分の人生の一部だと思えるかどうかは、かなり重要だと思います。
自分の会社の取り扱っているサービスに全く興味が持てない場合には、やりがいを感じられません。

仕事の話を休日にしたくないとか、友達に自分がどんな会社で働いているのかを説明したくないと思う人は、自分事化できてない状態にあります。

今の仕事で改善できることがあるか探してみる

仕事のやりがいを感じられない要因を明確にすることで、対策ができます。今の仕事で、小さなことでもいいので改善をしてみてください。

「今の仕事で改善できることはほとんどない・・」
「工夫してみたけど、それでもやりがいを感じられなくて仕事を続けるのは辛い・・」
このようにお悩みの方は、下記の対処法がオススメです。

仕事のやりがいを感じられないなら、脳内転職しよう

いきなり自分の仕事を変えるのではなく、まずはやりがいを感じられる仕事を副業として始めましょう。そして、このように視点を変えてみてください。

やりがいを感じられる副業→本業
今の仕事→生活費のためのバイト

ミュージシャンの卵は、自分の音楽を作ったり勉強したりするけど、それだけでは生活ができないのでバイトとかしてますよね。
実際本業からの収入は少ないけど、ミュージシャンの卵は自分のことをミュージシャンだと認識していると思います。

ミュージシャンの卵と同じように、今の仕事は辞めずに頭の中で仕事を変えてみると、世界への見方が変わります。

例えば、私はデータサイエンティストに興味があって勉強中なんですが、自分はデータサイエンティストの卵だと考えます。
そして、今の会社員としての仕事は、生活費を稼ぐためのバイトだと考えます。

そのように考えると、今の仕事の見方が変わります。

まず、今の仕事を「生活費を稼ぐためバイトみたいなもの」と割り切ることによって、そもそもバイトでやりがいを感じる場面は少ないし、やりがいとかなくてもまあ別にいいかと思えます。

さらに、バイトよりも会社員のほうがコスパが良いことに気づくことができます。お給料は会社員の方がバイトと比較すると高いですし、お給料が貰えるだけでなく、今の仕事の中で副業に生かせるスキルを磨くこともできます。

・仕事を取ってくる営業スキル
・自分のタスクを管理するマネジメント能力
・チームで働くコミュニケーション能力

上記のような副業に生かせるスキルは、今の仕事でも磨くことができます。

そして、副業の仕事の収入が安定してくれば、今の仕事を辞めることもできると思います。

脳内転職をしたら、メンタルが落ち着きます

少し実体験を書きます。

自分は今の仕事にやりがいを感じられないことで、半年くらいもやもやと悩んでいました。
「同じような仕事を続けるのも嫌だけど、自分は他の業界に生かせる何もスキルがないし、人生辛・・」と思ってました。

今の仕事にやりがいを感じられないと言いつつも、探してみると少しはやりがいを感じられる部分がありました。
データを見て改善提案をするのが少し面白かったり、技術的なトラブルが起きたときの対応が比較的得意なことに気づきました。(人と比べて得意ってわけでもなく、営業的な仕事よりもトラブルシュートのほうがまだましかなっていうレベルです。)

ネットやYouTubeで「データ分析 仕事」で検索してみました。
データ分析や問題解決のスキルが生かせるであろうデータサイエンティストという仕事(実情は分かりませんが)に興味を持ちました。

オンラインのコースで、データ分析に必要なプログラミングの言語であるPythonの勉強をしています。今4ヶ月目に突入し、少しずつですが勉強を続けています。
オンラインコースを修了したら、クラウドソーシングで仕事を取ってみようと思います。

 

まだペーペーすぎて副業で仕事を取るレベルにすら達していませんが、自分のキャリアを変えるために何か行動することは楽しいです。
もやもや何もせずに悩んでいた時よりも、気持ちが安定するようになりました。
未来をポジティブに考えられるようになったと思います。

まとめ

仕事のやりがいを仕事のやりがいを感じられないなら

やりがいを感じられる副業→本業
今の仕事→生活費のためのバイト

と脳内で転職をしてみてください。

いつまでも悩んでいるよりも、小さく行動を始めたほうが楽になれます。是非試してみてください。

 

もしも、今の仕事が忙しすぎて副業に割ける時間があまりにも少ない場合は、まずは時間に余裕を持つための転職したほうがいいかもしれないです。

例えば、毎日21時くらいまで残業して、土日も疲れて何もできないという状況では、副業は難しいと思います。
十分な睡眠時間と毎日1時間の作業時間を確保できると、副業を続けることは圧倒的に楽になります。

転職しようかなと思った方は、転職活動を簡単に始められる方法をまとめたこちらの記事も合わせてご覧ください。