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魔の4か月目を乗り越える。挫折しないプログラミング独学テクニック5つ

これからプログラミングを勉強しようと思っているけど、続けられるか不安・・
プログラミングを勉強し始めたけど、途中で挫折してしまった・・

プログラミング独学をする上で、このような悩みを抱えていますか?

本記事ではプログラミング独学を継続するために、効果を感じたテクニックをまとめています。

私自身、プログラミングを独学で勉強し始めてから5か月目に入りました。
1~3か月目までは順調に勉強できていましたが、4か月目に入ってやる気がなくなったり、仕事が忙しくなったりして勉強時間が減りました。
少し工夫をして、今は勉強のペースを復活することができました。

挫折をせずに勉強を継続できるテクニックをご紹介いたします。

挫折しないプログラミング独学テクニック5つ

1. 周りの人に言う
2. 記録をつける
3. お金を払う
4. 周辺情報をあつめる
5. 目標を柔軟に変える

1つずつ詳しく解説していきます。
プログラミング独学を頑張っている方の役に立てれば嬉しいです。

1. 周りの人に言う

周囲の人たちに自分がプログラミングを勉強していると伝えると、「自分はプログラミングを勉強する人間なんだ」という認識が強くなります。
その結果、勉強を続けられるようになります。

学生時代を思い出してみてください。
好きな子ができた時に、誰にも言わないでいる時よりも、友達に言ってしまった後の方が、その子の事をより好きになった感じはありませんでしたか?

他人に自分の考えを伝えることには、「自分はこういう人間なんだ」という認識をより高める効果があります。

さらに、人はたいてい「自分はこういう人間だ」と思った通りに、行動しようとします。
「自分はプログラミングを勉強する人間なんだ」と自分自身に思い込ませることにより、勉強を続けられるようになります。

そのために、周りの人に言いましょう。

具体的には、家族や友達に「今プログラミング勉強してるんだよね」と会話の中で軽く言います。どうやって勉強しているか、何のために勉強しているかも合わせて伝えてみてください。

できれば、自分の近くでプログラミングを勉強している人を探して、その人にも伝えておくのが良いです。勉強のアドバイスをくれたり、「勉強の調子どう?」とリマインドしてくれることがあります。

私は同じ言語を勉強している同僚がいて、その人のおかげでやる気を少し取り戻すことができました。

2. 記録をする

ノートやGoogleカレンダーなどに、勉強をした記録をつけましょう。
記録する内容は、勉強した日時、何時間勉強したか、勉強したことを記録すると良いでしょう。

私は集計が楽なので、Toggle Trackというタイムトラッキングアプリを使っています。
気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

記録をするメリットは、2つあります。

メリット1 記録をつけることが勉強をする理由になる。

記録を続けていくと、「記録をつけないとともったいない!」と感じるようになってきます。
勉強をするのがダルい時でも、「毎日記録をつけているし、5分だけでも記録のために勉強しておくか」と勉強を継続することができます。

メリット2 過去にどれだけ勉強してきたか振り返ることができる

勉強し始めたころは手応えを実感するのは難しいので、記録をつけて自分がどれだけ頑張ってきたかを目に見える形にすることが大切だと思います。

記録をつけないと、自分がどれだけ勉強したのか正しく覚えていられないので、「自分は全然だめだ、もっと勉強しないと・・」と思いがちです。
実際は忘れてしまっているだけで、意外と勉強時間が積み上がっていたりします。
自分が勉強をしてきた量や時間を振り返ることによって、自信につながります。

3. お金を払う

自分にとって少し痛い額のお金を払うと、元を取ろうと思って頑張れます。

私はコーセラという有名大学の授業をオンラインで受けられるサービスを使って、プログラミングを勉強しています。
今受講している”Python for Everybody”というコースは、毎月5,103円のサブスク型になっています。

月5,000円は私にとって決して安い金額ではありません・・痛い出費です・・
途中で辞めようと思いましたが、5コース中3コースの途中までクリアしてきたので、どうせなら最後までやろうかと思っています。

一括で払うよりもサブスク型がオススメです。
毎月請求が来るので、その度に「早くこのコースを修了させないと!」と思って、やる気が起きます。

ただ、何十万円もする高い教材を買う必要はないと思います。
料金が高すぎると途中で辞めてしまったり、後で後悔するかもしれないので、少しきついけど支払っても生活に大きな支障はないくらいの金額がいいと思います。

4. 周辺情報をあつめる

勉強がマンネリ化してきたときに、これを行うことによってモチベーションをブーストすることができます。

書籍Phaさんの知の整理術で、効率的にものごとを学ぶには「メタ情報」が大切と言っています。

メタ情報は、学びたいことの周辺の情報です。例えば、Pythonを学ぶ時の周辺情報には、このようなものがあります。

・プログラマーが実務ではどのように使っているか?
・他の言語と比較した時のPythonの特徴
・そもそもプログラミングとは何か?

Pythonのルールだけを学ぶよりも、「Pythonはとてもシンプルな言語で、他の言語だったら何行も必要なところPythonは3行で実行できる」といったような周辺情報があると、記憶にも残りやすいです。

さらに知の整理術では、新しい分野を学ぶときは、図書館で3冊の本を借ることを勧めています。
そのうち、2冊は初心者向けの入門書、1冊はその分野に関連するエッセイや人生論を選びます。

3冊の本を読むことによって視野が広がり、さらにプログラミングにもっと興味が湧きます。
最初から最後まで読むと疲れるので、興味のある部分をパラパラと読むのでも十分だと思います。

図書館で本で借りる以外に、Podcastでプログラマーの話を聞くのも面白いです。

オススメの番組をご紹介します。

ギークなエンジニアを目指す.fm

データ分析や機械学習のエンジニアとして働ている方が、キャリアや実務について話している番組です。専門的な話題もかなり分かりやすく説明してくれるので、初心者の私でも楽しめます。
また、実務だけでなくて、キャリアや実生活などの身近な話題も多いので、エンジニアのプライベートや普段考えていることを知ることができます。

5. 目標を柔軟に変える

プログラミングを勉強し始める前に、目標を立てた方は多いと思います。

最初に立てた目標は、情報が少ないので非現実的な目標になりがちです。

勉強をしていくうちに知識がついてきて、最初に立てた目標が難しすぎるとか、自分がやっている勉強が目標達成にあまり必要ないかも、と気づくことがあります。

そう気づいてしまったら、「自分には無理だ・・勉強しても意味ない・・」とあきらめないで、目標を修正するのが良いと思います。

私はプログラミングの勉強を始める前は、このように目標を設定しました。

目標:まずは営業から技術営業に社内転職しよう
やること:コーセラでPythonを勉強する
方向性:スキルを身につけて会社に縛られないで働きたい

プログラミングの勉強をしたり、情報収集をしていくうちに「うちの会社の技術営業は、Pythonの知識がそこまで必要ないのかもしれない・・」、「技術営業の仕事は、あまり興味が持てないかもしれない・・」と気づきました。

「じゃあ、もうPython勉強する意味ないな・・」と思って、勉強をやめようと思いました。
でもよくよく考えてみると、Pythonを勉強し始めた理由は、スキルを身につけて会社に縛られないで働けるようになりたいからでした。

Pythonを勉強している時間は充実感があって好きだったので、社内転職以外でPythonを仕事に生かすための手段がないか考えてみました。

そして「まずは営業から技術営業に社内転職しよう」から、「クラウドソーシングで簡単なPythonを使う仕事を取る」へ目標を変更しました。
目標を修正してからやる気が復活して、以前よりも勉強時間が増えました。

まとめ

挫折しないプログラミング独学テクニック5つをご紹介いたしました。

1. 周りの人に言う
2. 記録をつける
3. お金を払う
4. 周辺情報をあつめる
5. 目標を柔軟に変える

新しい知識を身につけたい方へ
海外の有名大学の授業が、オンラインで格安で受けられるコーセラがオススメです。こちらの記事も合わせて是非ご覧ください。