TOEFL ibtの対策をしたいけど、何から始めていいか分からないとお悩みですか?
本記事では、TOEFL ibtで80点を取るための勉強スケジュールについて書いています。
私は大学時代に留学をするために、TOEFL ibtを受験しました。
お恥ずかしながら、私のTOEFL ibtのスコアを公開します。
TOEFL ibtスコア公開
1回目受験(2014/12/6)
52点 (リーディング13, リスニング13, スピーキング15, ライティング11)
2回目受験(2014/12/21)
70点 (リーディング16, リスニング17, スピーキング18, ライティング19)
この時点での英語スキルは、TOEIC 800点で、海外に住んだことはありませんでした。
日本の大学に通っていて、授業で英語のエッセイを書いたりやプレゼンテーションをする機会はありました。
勉強期間:約3週間
勉強時間:1日に2~3時間
上記のスケジュールで勉強し、52点から70点まで点数が伸びました。
その結果、ドイツのビジネススクールに留学することができました。
留学生活にはとても満足していますが、もっと点数が取れたかもしれないなと反省点もあります。
自分の経験と反省を踏まえて、勉強方法をまとめました。
TOEFL ibt 新形式
私が受験したのは2014年とかなり前なので、この記事が参考にならないのでは?と疑問に思う方もいるかもしれません。
TOEFL ibtは、2019年8月から新形式に移行しています。
しかし、テストの内容に大きな変更はないので、旧式の対策でも効果があります。
変更点は下記です。
・問題数が削減されて、4時間のテストが3時間半~3時間になりました。(これはラッキーですね!)
・スピーキングのみ、問題数削減により出題されないタスクが2つあり、1つ新しい設問形式が追加されました。
詳しくはこちらのサイトが分かりやすくまとめられていたので、確認してみてください。
【TOEFL iBT】新形式の変更点まとめ(2019年8月以降)|SOLO
前半が長くなってしまいましたが、本題に入りたいと思います。
TOEFL ibtで80点を取るための勉強スケジュール
1. 参考書を3周する
2. 3ヶ月勉強する
3. 3回テストを受ける
1. 参考書を3周する
TOEFLの参考書はこの2冊がオススメです。
スコア80突破ゼミTOEFL iBTテストインプット強化編|アゴス・ジャパン
スコア80突破ゼミTOEFL iBTテストアプトプット強化編|アゴス・ジャパン
だだの問題集ではなく、TOEFL ibtで80点を取るためのノウハウを学べる本です。このノウハウはTOEFLで点数を取るためだけでなく、海外での大学生活で必要となる、「実践で英語を使える力」も鍛えることができます。
インプット編はリーディングとリスニング、アウトプット編はライティングとスピーキングの攻略方法が書かれています。
この参考書2冊を3周しましょう。
80点を取るためにはノウハウを理解するだけでなく、本番で再現する必要があります。
TOEFLは設問のタイプが決まっていて、タイプによって効率的な解き方があります。
例えば、リーディングでは、単語問題や内容不一致問題など、設問のタイプが10個あります。
解き方を思い出している時間はないので、設問を見た瞬間に解き方が分かって実行できるレベルまで練習すると良いでしょう。参考書3周すれば、そのレベルに達すると思います。
繰り返し練習することで、記憶に残りやすくなります。
ライティングやスピーキングではフレーズを覚えて、それを使いこなせるようになると点数がかなり伸びます。
最初から全部覚えようと意気込むとプレッシャーを感じるので、繰り返しやっていくうちに覚えるだろうと考えて、問題を解く回数を増やすのがオススメです。
個人のレベルにもよりますが、イメージとして参考書を3周するとこのようなことができるようになります。
1周目:
リーディング&リスニング 解き方を思い出しながら設問を解ける
ライティング&スピーキング テンプレートや便利フレーズを思い出しながら使えるようになる
2周目:
リーディング&リスニング 設問を見た時点で解き方がぱっと分かる
ライティング&スピーキング テンプレートを使いこなして意見を論理的に組み立てられる
3周目:
リーディング&リスニング 時間配分を気にしながら余裕を持って設問が解ける
ライティング&スピーキング 具体的で説得力のある文章を書く、話すことができる
2. 3ヶ月勉強する
参考書を3周するには、3ヶ月ぐらい必要です。
私は気づいたときには留学申し込みまでに3週間しか勉強する時間がなく、参考書を1周しかできませんでした。
1周で52点→70点に伸びました。しかし、もう2周すればもっと点数が伸びたと思います。
また、3週間しかなかったので焦って勉強に集中できないことが結構ありました。ある程度余裕を持って勉強したほうが集中できます。
1日の勉強時間
毎日 1時間~3時間ぐらい勉強できれば十分だと思います。
週に1回くらい休みの日を設定してもいいかもしれませんが、基本的には毎日同じ時間で勉強すると習慣化できるので楽に勉強を続けられます。
習慣化するために、勉強場所を決める
さらに、勉強する場所も事前に決めておくと良いです。
例えば、大学の授業が終わったら、そのまま大学の図書館で勉強してから帰るなど。
特に、スピーキングは図書館など静かな場所だと練習しにくいので、後回しになりがちです。スピーキングは点数が伸びやすい科目なので、事前に時間と場所を決めて、ぜひ早めに取り組んでくんでください。
スピーキングの練習場所は、自宅か少しうるさいカフェがオススメです。
3. 3回テストを受ける
TOEFL ibtはペーパー試験ではなく、パソコンに向かって3時間~3時間半の試験を受けます。
1回目は慣れないので、思うように力を発揮できないことが多いです。
2回目から落ち着いて受けられるようになります。
そのため、合計3回(1ヶ月に1回)試験を受けるのが理想です。
1ヶ月目:参考書1周する、TOEFL bit 1回目受験
2ヶ月目:参考書2周する、TOEFL bit 2回目受験
3ヶ月目:参考書3周する、TOEFL bit 3回目受験
受験料は今のレートで27,000円くらい($245)と高いので、3回受けるのがきついという方もいるかもしれません。(受験料|TOEFLⓇ)
しかし、最低でも2回は受けたほうがいいです。
2回受ける場合は、2ヶ月目で1回目の試験を受けるのがよいと思います。
1ヶ月目:参考書1周する
2ヶ月目:参考書2周する、TOEFL bit 1回目受験
3ヶ月目:参考書3周する、TOEFL bit 2回目受験
まとめ
TOEFL ibtで80点を取るための勉強スケジュールについてまとめました。
1. 参考書を3周する
2. 3ヶ月勉強する
3. 3回テストを受ける
留学に行ってみて本当によかったと思っています。TOEFLがネックで留学を迷っている方がいれば、是非チャレンジしてください。