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落ち込んだ時に聞きたい、元気がもらえる日本語ラップ8曲

日本のラップはダサいと言われることがあります。
悲しいことに「日本語ラップ」とGoogle検索すると、一番上のサジェスチョンに「ダサい」と出てきています。

元々洋楽が好きで、日本語の曲はあまり聞きませんでした。日本語ラップもダサいと思っていました。
でもオーストラリア人の友達に「日本のHIPHOP良いよ、かっこいいから聞いてみな」と教えてもらったことをきっかけに、聞き始めたらハマりました。

意外かもしれませんが、元気がないときや、自信が持てないとき、日本語ラップを聞くと「また頑張ろう」と思えます。
日本語ラップは、新しい視点を与えてくれたり、人生の教訓が学べます。

コロナで以前よりも人と会えなかったり、部屋にこもって鬱っぽくなっている人も多いと思います。
そういう元気がでないときに、日本語ラップを聞いてみてください。

落ち込んだ時に聞きたい、元気がもらえる日本語ラップ8曲

1. 悲しい出来事があったとき
DJ RYOW – All Green feat. 唾奇

2. 他人と自分を比較して辛いとき
TOCCHI – Swing Remix feat.唾奇
Sweet William – Just thing (feat. 唾奇)

3. 現状に不満を感じて、もやもやしているとき
Warbo – Far Way
唾奇 – Lycoris Sprengeri -紫狐の剃刀- feat. VIGORMAN & TOCCHI

4. 不安で行動できないとき
やけのはら – RELAXIN’

5. やる気を上げたいとき
Warbo × Sweet William - Prologue One
604(仙手.TOCCHI.Hang) – Morning glow

1. 悲しい出来事があったとき

DJ RYOW – All Green feat. 唾奇

大抵泣いて忘れる時間が解決してくれるが濡れる今は悲しみに素直に

仕事で大きなミスをしてしまった、恋人に振られてしまった、大切な友達とケンカをしてしまった、涙が出るくらい辛い出来事がたまにあると思います。
前向きに考えようと思っても、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいですよね。

この曲は唾奇が亡くなった親友のことを書いた曲らしいです。唾奇の気持ちや行動がリアルに書かれています。
この曲を聴くと「無理に元気になる必要はないし、落ち込むこともあってもいいんだ。」と心が軽くなります。

唾奇

沖縄出身のラッパーです。幼稚園の頃に親が育児放棄、おばあちゃんに育てられました。住む場所がなくなったこともあるようです。
想像を絶する辛い過去がありながらも、現在ではYouTubeで130万回以上の再生回数を記録する人気ラッパーになっています。

唾奇の書く歌詞は生々しくて辛くて暗いですが、前向きに生きようというメッセージが込められています。唾奇の歌を聴くと、自分の悩みなんてちっぽけだなと思えます。

参考:
INTERVIEW FILE : 唾奇

BASI / 愛のままに feat.唾奇 (Official Music Video)

2. 他人と自分を比較して辛いとき

TOCCHI – Swing Remix feat.唾奇

例えば不良でもなければ家柄も中の下
それ何かのため誰かに繕ってちゃそのうちにボロ出て台無し

「あの人は自分よりも仕事できるし自分無能すぎて辛い・・自分は個性も才能もないつまらない人間なんだ・・」とネガティブになることがあります。体調の悪い時は、よくこのネガティブモードになります。
この曲の中で”ズレてる部分こそ、まさにお前の意味”と言っています。「仕事ができない部分こそが自分の個性で、今の仕事では弱点かもしれないけど、他のことでは強みになる」という意味だと理解しました。そう考えると、自分にもまだ可能性があると希望を持てます。

TOCCHI

北海道出身のシンガーソングライターです。HIPHOPだけでなく、R&BやPOPSも幅広いジャンルの曲を作っています。
TOCCHIは、自分自身を認めることの重要性を歌っている曲が多いです。HIPHOPの世界で、不良でないことや、人と違った特殊なバックグラウンドがないことを気にしていたのかもしれません。
個性を出さないと生き残れないぞというプレッシャーがある今の世の中で、TOCCHIの「そのままの自分でいいんじゃない」というメッセージは心に染みます。

Sweet William – Just thing (feat. 唾奇)

Stay Coolでいる秘訣を知ってる
所詮ブームはブーム、俺の道を行く

人と比べて焦るときは、このJust thingの最後のフレーズを思い出します。

3. 現状に不満を感じて、もやもやしているとき

Warbo – Far Way

不自然な方に自然と傾く
抜け出したいはずなのに落ち着く
お前が言うとこの怠惰

「何か新しいことを始めて、ある程度続けてきた。でも現実は期待した通りはいかなくて焦る・・」というような、もやもやを感じていますか。何かに挑戦している時、不安や焦りを感じることがあると思います。
この曲を聞くと、「現状から変化することは簡単ではないし、それで悩んでいるのはみんな同じなんだ」と、冷静に考えられるようになります。

Warbo

愛知県出身のラッパーです。ゆるいけど本質をとらえている鋭い歌詞は、頭に残ります。ラップは安定感があって聞いていると安心します。

唾奇 – Lycoris Sprengeri -紫狐の剃刀- feat. VIGORMAN & TOCCHI

窮屈な靴を履いて息苦しく生きるうちに染み付いた悪い癖はカビのように落ちにくい

「我慢をしていると、それが当たり前になってしまうから気をつけろ。」という忠告だと受け取りました。嫌なことは、なるべく少なくする努力をしたいですね。

4. 不安で行動できないとき

やけのはら – RELAXIN’

漆黒の闇に眼を慣らすことはない
その先何があるか誰も知らない
のどが乾いたらお茶でも飲もうよ
疲れたらゆっくりと今日は眠ろうよ

「何か問題が起きたら、その時に対処すればいい。不安はなくならないけど、休みながら進もう。」と前向きになれます。

5. やる気を上げたいとき

Warbo × Sweet William - Prologue One

歩んでもねえのに道草食うな

「休んだり、寄り道をしていいのは行動している人だけで、行動する前から寄り道するな。」という意味ですかね。厳しいお言葉を聞いて、自分を奮い立たせます。

604(仙手.TOCCHI.Hang) – Morning glow

案外余裕しゃくしゃく
感覚次第でどうにでもなる
調子いい方に進んでるとこ
邪魔する奴は一回死んどこ

大事なプレゼンの前や集中したい仕事をする前に、この曲を聴くと、自分の戦闘能力が1.5倍くらい上がります。

まとめ

元気がもらえる日本語ラップ8曲をご紹介いたしました。
元気を出したい朝の通勤時間やお昼休憩などに、是非聞いてみてください。

ラップを聞いても元気が出ない・・もっと他に元気が出る方法はないかな・・とお悩みの方へ
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