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外資系企業に転職活動中の方必見!面接につなげるレジュメの書き方

レジュメのテンプレートってどれを使えばいいの?
レジュメってどうやって書けばいいの?
このようにレジュメの書き方で迷っていますか。

本記事ではできるだけ簡単に、質の高いレジュメを書く方法をまとめました。

私は社会人歴4年目で、2度の転職を経験しました。日本にある外資系企業や海外の企業約15社を受けました。現在はアメリカのIT企業の日本オフィスで働いています。
本記事は、過去の経験や、前の職場の先輩、友達の話を元にしているので、リアルで分かりやすい内容になっていると思います。

外資系企業に転職活動中の方必見!面接につなげるレジュメの書き方

1. 転職した友達にレジュメのテンプレートをもらう
2. とりあえず経歴を書く
 ・アクション動詞(Action Verb)を入れる
 ・数字を含める
 ・他人からのフィードバックやインパクトを書く
3. 作成したレジュメを添削してもらう
4. 最終チェックをする

1. 転職した友達にレジュメのテンプレートをもらう

外資系企業に転職した友達がいたら、その友達にレジュメを送ってもらえないか頼みましょう。そのレジュメは実際に採用につながっているので、選考が通りやすいレジュメだと言えます。

もし、外資系企業に転職した友達が周りにいない方は、転職エージェントを使ってテンプレートをもらうのもありです。エージェントは今までたくさんのレジュメを見ているので、選考の通りやすいテンプレートを持っているかもしれません。
ただ、エージェントは別の転職者のレジュメをそのまま送ってはくれないので、友達に頼んだほうが参考にしやすいと思います。

または、ネットで検索してもテンプレートが手に入ります。分かりやすいテンプレートがあったのでリンクを貼ります。
英文履歴書・職務経歴書(レジュメ)の書き方ガイド~テンプレート・例文つき~|doda by personal

このテンプレートにはOBJECTIVE(希望職種)の項目がありますが、私のレジュメでは書いていませんでした。テンプレートに特に決まりはなく自由です。

2. とりあえず経歴を書く

レジュメのテンプレートをゲットしたら、それに沿って自分の経歴を記入していきます。

経験をまとめるのは大変な作業だと思います。
「自分にはレジュメに書けるような仕事やってきてない・・」とか、「幅広く色々な仕事をしていたから、うまくまとめられない・・」など、経歴を書くパートは心が折れやすいです。
とりあえず、レジュメを埋めることを目標にしましょう。この後、添削をしてもらうのでこの時点で完璧に書く必要はありません。

ここで経歴を書くときのポイント3つご紹介いたします。

・アクション動詞(Action Verb)を入れる

Action Verbと呼ばれる、積極的な行動を表す動詞を使うことで、自分のやってきたことや能力を分かりやすく伝えることができます。

アクション動詞の例: achieve(達成する), improve(改善する), analyze(分析する)など
例文: I improved Facebook ad performance by 10%.(Facebook広告のパフォーマンスを10%改善した。)

アクション動詞の一覧はこちらから確認できます。
英文履歴書の書き方ー アピールするためのアクション動詞一覧|CareeerMarketing

・数字を含める

実績はできるだけ数字で表現しましょう。数字を含めると、圧倒的にイメージしやすくなります。

過去の私のレジュメから例文をご紹介します。

Reported on performance and suggested next steps once every 2 weeks during client meetings.
隔週のクライアントミーティングで、パフォーマンスの報告と対策を提案を行った。

Reduced client’s report workload from 6 hours to 2 hours by improving report format and structure for collecting data.
レポートフォーマットとデータ収集方法の改善により、クライアントへのレポート作成にかかる工数を6時間から2時間に減らした。

他にも、クライアント企業を何社企業を担当した、何社新規提案をした、何人のチームをまとめた、年間いくらの予算のプロジェクトを担当した、など実績を数字で表すことができます。

・他人からのフィードバックやインパクトを書く

自分の行ったことによってどのような結果になったのか、他人からのフィードバックや、売り上げや工数へのインパクトを含めると、実績の説得力が上がります。

こちらも私の過去のレジュメから、例をご紹介いたします。

Improved search ad conversions +30% on YoY to optimize daily budgets and conduct ad copy tests.
毎日の予算調整と広告コピーテストの実施で、検索広告からのコンバージョンが去年比+30%改善した。

Received positive feedback from clients for our timely work and lack of issues, despite there being few previous cases of website strategy planning projects in my company.
私の会社でウェブサイトの戦略プランニングプロジェクトはほとんど前例がなかったが、期限内の納品で問題もなかったとクライアントからポジティブなフィードバックをもらえた。

数字でインパクトが書くことができれば分かりやすくて良いと思いますが、数字で測れなかったとしても、クライアントやマネージャー、チームメンバーからのフィードバックを含めると良いと思います。

3. 作成したレジュメを添削してもらう

あなたの友達に英語が得意な人や英語の仕事をしている人がいたら、レジュメを添削してもらいましょう。ランチをおごるからレジュメを添削してほしいとお願いして、ランチしながら一緒にレジュメを確認してもらうのも良いと思います。

英語が得意な人が近くにいない場合は、転職エージェントに添削してもらいましょう。
丁寧に添削してくれるエージェントもいれば、あまり確認してくれないエージェントもいます。複数の転職エージェントにレジュメの添削をお願いしても良いと思います。実際に私の友達がやっていました。

4. 最終チェックをする

添削をしてもらったら、改めて自分のレジュメを読み直して間違いがないか確認しましょう。添削する人はロボットではないので完璧ではありません。自分で最終チェックをしましょう。
特に、電話番号とメールアドレスが合っているかどうか確認してください。私は過去に電話番号を間違えていて、電話で面談するのに面倒なことになったことがあります。気を付けましょう!

まとめ

外資系企業に転職活動中の方必見!面接につなげるレジュメの書き方
1. 転職した友達にレジュメのテンプレートをもらう
2. とりあえず経歴を書く
  ・アクション動詞(Action Verb)を入れる
  ・数字を含める
  ・他人からのフィードバックやインパクトを書く
3. 作成したレジュメを添削してもらう
4. 最終チェックをする

正直レジュメを書く作業は面倒くさいです。自分の経験を振り返ってまとめる作業には数日かかると思います。
でも一度書いてしまえば色んな企業に同じレジュメで応募できます。さらに、面接の自己紹介でもレジュメに書いた内容が使えます。

1日30分でも少しずつ転職の準備を始めてみてはいかがでしょうか。

転職エージェントを使うかどうか迷っている方へ
転職エージェントを使うメリットと注意点はこちらの記事まとめていますので、是非ご覧ください。