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20代で外資系企業に転職は可能!必要な英語力とスキル

外資系企業への転職に興味があるけど、難しそう・・
スキルがないと働くのは難しいと聞いたけど、20代でも外資系企業へ転職できるのかな・・?
このような疑問を持っていますか。

身近に外資系企業で働いている人がいないと、どんな人が働いているか想像するのは難しいですよね。
私も転職活動をする前は、外資系企業で働くには英語力がネイティブ並みに必要なんじゃないか、などハードルがとても高いと想像していました。

しかし、ポジションや業界によっては、20代でも外資系企業への転職は可能です。
本記事では外資系企業へ転職するのに、必要な英語力やスキルをまとめます。

私は社会人歴3年目26歳の時に、アメリカの広告テクノロジー企業の日本支社に転職しました。仕事の内容は、日本にある企業への営業活動やサポートです。
英語を使うのは主に社内でのコミュニケーションで、社内のエンジニアやファイナンスなど他部署とのやり取りや、社内の情報共有は英語で行われます。

本記事は私の実体験を元にしています。
外資系と一言で言っても、色々な企業があります。他の業種や職種、会社の規模によっては当てはまらないかもしれません。参考程度に読んでみてください。

20代で外資系企業に転職は可能です!必要な英語力とスキル

1. 必要な英語のレベルは?
2. どんなスキルが必要か?
3. 実際に必要な英語力

1. 必要な英語のレベルは?

仕事の内容によりますが、外資系IT企業の日本の法人営業なら中級レベルあれば、大丈夫です。

転職した時の英語力は、レアジョブのスピーキングテストで中級レベル(レベル 6)でした。レベル6は、「興味のあることについて、会話が続く。興味のあることについて自分の意見を言ったり、相手の話を聞いたりして、長い会話ができる。」ぐらいのレベルです。

TOEICは大学を卒業してから受けていなかったので転職時のスコアが分からないですが、大学時代の最高得点は830でした。

ミーティングで自分の意見を言う場面で、言葉に詰まってしまうことはよくありますが、1年半働けているのでこのレベルでも仕事をすることは可能だと思います。

さらに、転職活動では、仮に英語が得意ではなかったとしても、面接で英語が使えそうと思われればOKです。
私は2回面接で英語を使う場面がありました。一番最初のHRとの面接と、最終のアメリカ人のマネジャーとの面接です。日本にある外資系企業で規模の小さい会社は、HRが海外にある場合があります。その場合は、HRとのメールや面接は英語になります。

2. どんなスキルが必要か?

同業界の経験があったほうが良いと思いますが、未経験でも働けるポジションはあります。

私の転職時の経歴は、同業界で2年半の経験がありました。前職の仕事約30%は、英語で仕事をしていました。
中途採用では、過去に同じような業界で働いていた経験は評価されることが多いです。私の経験や友達の話、私の会社で採用される人の傾向から見てそのように思います。

ただ、ポジションによっては未経験でも採用されることもあります。実際に、30歳くらいで別業界のIT企業で働いていた、業界未経験の方が最近入社されました。
その方のポジションは、現場レベルで、クライアントがシステムの使うのをサポートするポジションでした。業界未経験でしたが、その方は過去にエンジニアの経験があり、分析力や提案力が評価されたと思います。

3. 実際に必要な英語力

外資系の日本支社で働く場合、英語が必要になるのは主に社内でのやりとりです。英語力の中でも、ライティングとリーディングが特に重要です。

必要な英語のスキルをまとめるとこのような感じです。(★が必要度を表しています。)

ライティング ★★★
リーディング ★★★
リスニング ★★☆
スピーキング ★☆☆

英語を使う仕事のうち約70%は、メールやチャットツールでのやりとり、社内の資料を読むことです。残りの30%はミーティングです。

リーディングが苦手だと、重要なメールが来ているのに見逃してしまったり、自分で情報調べて仕事をするのが大変だと思います。

ライティングは、特に社内の他部署に連絡するときに必要になります。私の会社はIT企業なので、自社システムでできることを知りたいときや、エラーが発生したときなど社内のサポート部署に連絡をします。サポートのメンバーは、英語しか分からないので、英語で問題や質問を分かりやすく伝える必要があります。

ミーティングは発言するミーティングよりも、情報共有を受けるミーティングが多いです。そのため、スピーキングよりもリスニングのほうが重要になります。ただ、リスニングに自信がなくても、関連資料を読んで理解をしたり、分からなかったことはチームのメンバーに聞けるので、他のスキルでカバーできます。

スピーキングは、話す内容を準備をして、練習すれば切り抜けられます。営業の現場レベルであれば、英語を話す機会は週2、3回程度です。

マーケティングやバックオフィス系の部署は、頻繁に海外チームとミーティングをしています。
また、営業でもマネージャーレベルになると、本社のメンバーに英語で状況を簡潔を伝えたり、相手を説得させる能力が必要になると思います。

まとめ

20代でも外資系企業への転職は可能です!

1. 必要な英語力は?
→仕事によりますが、外資系IT企業の日本法人営業なら中級レベル(レアジョブのスピーキングテストでレベル6)ぐらいあれば大丈夫です。

2. どんなスキルが必要か?
→同業界の経験があったら良いですが、未経験でも採用されるポジションもあります。

3. 実際に必要な英語力
→外資系の日本支社で働く場合、英語が必要になるのは主に社内でのやりとりになります。英語力の中でも、ライティングとリーディングが特に重要です。

いかがでしたでしょうか。
外資系企業への転職を考えている方、自分には無理だと思い込まずに、どんどん応募してみてください!

外資系企業で働くのは面白そうだけど、やっぱりハードル高いなあ・・自分の英語のレベルを上げたい!と思っている方へ
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